人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2010年 07月 05日
「Minta Uang」PART.3~スペシャル級!
059.gif旅行期間:2009.12.7~2010.3.6

★2010.2.2

朝食はトースト(バター)、コピ

この日Apelさんはロビナからアメッドまで行ってくると言い朝から出掛けた。
私はいつもの如く一人でSUMAのプールへ。
そして、いつもの様にプールで泳いで、ビーチチェアで寝て・・・
いつもと変わらない時間を過ごしてた。
この日も平穏に終わると思っていたのに。

プールで泳いでるとPUTUがやってきた。
何かを言ってる・・・が、何を言ってるのか聞き取れず。
プールからあがろうとしたら、「いいから、いいから!」って感じで
私の荷物のメモ帳とペンを持って奥に引っ込んでしまった。
(水、スウドク、メモ帳、ペンはいつもプールサイドのテーブルに置いてた。たまにお菓子も)
暫くしてメモ帳とペンを持ったPUTUが帰ってきた。
まだプールに浸かってた私はプールからあがろうとしたのだが
やはり「いいから、いいから!」って感じで。
そして、メモ帳とペンを置いて去ってしまった。
何を書いた???
気になってすぐプールからあがってメモ帳を見た。

・・・見なきゃよかった。

若干のインドネシア語が理解出来る様になった事がここで発揮されるとは・・・
メモの内容は
「私は5日後に仕事を失う。車(バイク?)を買う為にお金が必要だ。Rp4.000.000ください」
簡単に言えばこんな内容。

PUTUは少しいいやつかも・・・と思ってた。
ホテルのスタッフだけど、すれてない感じがした。
それは彼が英語が話せなかったから。
なので外国人客に話す事もそんなになかっただろうと予測した。
お祈りの際に何度かバイクに乗せてもらったが、ガソリン代を請求する事は一回も無かった。
Apelさんが困ってた時(シガラジャの件)一生懸命に力になろうとしてた。
実はその帰りにApelさんがお礼としてRp20000渡してた。
それも最初は「○○(私)の友達だから自分にとっても友達。要らない」くらいの事を言ってた。
(最終的には「気持ちだから!」とApelさんが受け取らせたけど)
私の話し相手をよくしてくれてた。
確かに一度「ベルトが欲しいからRp50000頂戴」とは言われたが
お金の請求はその1回だけで、しつこくもなかった。

私の滞在が過ぎていくにつれPUTUはいつも「ロビナの次はどこ行くの?」とか
「またロビナに戻ってくるよね?」とか言ってきてた。
私はロビナの後に1ヶ月の滞在日数が残ってた。
一時出国の後にロビナに戻る事は可能だった。
でも、私はギリメノに行く気満々だった。
PUTUはいいやつだと思ったけど、だからってロビナでの滞在を延ばす気はなかった。
なのでいつも「ロビナには戻らない」と答えてた。
きっとそれでもう二度と会う事はないだろうと思い、こんな事を思いついたんだろうな。
昨日の「仕事を失う」ってのはこの請求の序幕だったって訳だ。

きっと「5日後に仕事を失う」ってのも嘘。
私のチェックアウト日以降だからね。
もう戻ってこないならPUTUがSUMAに居るか居ないかは分からないよね。

このメモを見て、ひどく落ち込みそのままホテルに戻った。
こんな時に限ってApelさん不在・・・
一人でホテルで悶々してた。
悲しい気持ちだったが段々と「Rp4000000って・・・金額でけぇーよ!」とゆ~気持ちに。
いや、あまりにも突拍子もない金額じゃないか?
せめてRp1000000くらいにしとけばいいものを。
メモの最後に知人?同僚?の携帯番号が書いてあり
お金をくれるならその番号に連絡してって。
「そんな金持ってません。何故あなたにお金をあげなきゃなんないんですか?」とSMSした。
そしたらセキュリティーの時と同じく「私はお金を持ってないから」と返事が。
「そんな金ない」と返信したら「分かりました。ありがとうございました」っぽい返事がきた。
そんなにしつこくなかったね。
この時に私は二度とロビナに来る事はないな・・・と思った。
嫌な思い出を作りすぎてしまった。
誰とも口をきかなきゃこんな思いをせずにすんだのか?
でも、この二人以外にもホテルのスタッフ達、ワルンのイブ、土産物屋の女の子・・・
色んな人と話した。
嫌な思いをさせたのは二人居たけど、やっぱり色んな人と話しが出来てよかったと思ってる。

でもさ~お金を持ってないからって人からお金を貰おうって・・・ど~なの?
セキュリティーの腹痛にしてもPUTUの解雇にしても、私には何ら関係ない事。
自分が自分の為に必要なお金だよね。
だったら自分で稼ぐのが普通じゃないの??
私だって自分の旅費を自分で働いて稼いでるんだよ。

夕方にApelさんがロビナに帰還。
そう、Apelさんは日帰りでロビナからアメッドに行ってたのだ。凄いよねー。
この日は天気がよく夕焼けが綺麗に違いないとビーチへ。
「Minta Uang」PART.3~スペシャル級!_a0121014_23562160.jpg
「Minta Uang」PART.3~スペシャル級!_a0121014_23563464.jpg
実際に見たのはこの写真なんか比べ物にならないくらい。

夜はApelさんと一緒に「WARUNG MAKAN」へ。
勿論その日あったPUTUの件も話した。
誰かに聞いてもらった事でスッキリ。

この日は夜も星が一杯でてた。
二人でホテルの屋上に行き星を観賞。すごく綺麗だった。
あの一件がなければもっと晴れ晴れした気持ちで見れたのになー。

部屋に戻ると私の部屋の前の壁に・・・
「Minta Uang」PART.3~スペシャル級!_a0121014_23582647.jpg
こいつが居てくれました。
かな~り大きいやつ。
ロビナは残念な気持ちで去る事になったけど、今後はこいつのご利益でいい旅になります様に・・・

by panda_traveler | 2010-07-05 02:34 | 2009.12.7~バリ島、ロンボク島


<< LOVINA最後の夜、ARAK...      疑惑の解雇宣告 >>