人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2014年 10月 12日
「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇
059.gif旅行期間2014.9.24~9.29

●2014.9.24

さて、定員10人集まったのでボートに乗り込みましょう!
と、他の人達は何だか身軽~~~
私はとゆ~と、背中に約10kgのバックパック、右肩から下がるは約3kgの肩掛けカバン
左肩に掛かるはビール12本入り約4kgのバッグ・・・
肩掛けカバンについては雨水を思いっきり含んで更に重くなってたはずだ。
引き潮になってるので浜からボートまでも遠い。
途中で傘を畳みビーサン脱いで手で持って・・・
歩く、歩く、歩く、、、
既にこの時点でかなりキツかった。
で、入水。
膝くらいまで水に浸かると思ってはいたが腿くらいまで余裕で濡れた(´;ω;`)
海からボートに乗る時はハシゴなどは無くボートのヘリに捕まってよじ登る感じ。
手に持ったビーサンをボートに投げ入れビールのカバンをあげて
背中のバックパックをあげる時には体力が限界に近い状態に・・・
最後にあげるはこの重い巨体である。
幸い他の人が結構手助けしてくれたので何とかボートに乗る事は出来た。
が、座った所は足が不自然な状態で、でもどうにも出来ず・・・
ボートを繋いでおく縄とカツオ?みたいな大きな魚との間に足を置いてる状態。
(大きな魚は一緒に乗り込んだローカルのオバちゃんが市場で買ったものだった模様)

「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15114498.jpg
ボートの運ちゃんが一生懸命にボートを沖に押してた。

「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15134135.jpg
やっと動き出したはいいけどガッコン、ガッコンと座礁しまくり!
安定するまで暫く掛かった。
降りる時に再び荷物との戦いがあるけど、とりあえず一安心。
あとはライレイウェストに着くのを待つのみ。

「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15152572.jpg
「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15165536.jpg
「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15185195.jpg
「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15205776.jpg
「デカ尻スッポリ」のち「天然足ツボ刺激」のち「岩場トレッキング」の悲劇_a0121014_15223736.jpg
ダイナミックな岩山の景色が間近に!!
これだけでもライレイに行こうと決めて良かった!と思えた。
ボートにさえ乗ってしまえば余裕で、写真なんか撮って楽しんでた。

で、10分後くらい・・・
ビーチに着いた。
が、潮が引きまくってて珊瑚のかけらだらけの所でボートを降りる事に。
浜までは勿論遠い・・・
とりあえずボートの上で全ての荷物を持ち・・・
しかしこんだけ荷物を持ってボートから飛び降りるのは厳しすぎる。
一緒に乗り込んでたローカルのオバちゃんが気を利かせてハシゴを取り付けてくれた。
(ハシゴがあったのに乗る時には取り付けてなかった・・・)
そのハシゴに尻を付いて降りようとしたら・・・
尻がデカ過ぎてハシゴの手摺と手摺の間にすっぽりハマって抜けなくなった!
マジでかーーーーーヽ(;▽;)ノ
抜けてくれ、抜けてくれーーーーー尻ーーーーーー!!
両腕で手摺をガッツリ掴んで引っこ抜こうと必死。
何とかスポン!!と抜けた。
良かった・・・
とホッとしたのも束の間。
降り立った所は珊瑚のかけらだらけ。
内蔵が悪い私は足裏のツボ刺激されまくりで悶絶。
内股でその場から動けなくなる。
ボートも最後の厄介者の私が降りた途端に離れていく。
一緒に降りた面々もあっとゆ~間に見えなくなってた。
ローカルのオバちゃんでさえも大きな魚を持ってさっさと去っていた。
海のど真ん中でどエライ荷物を背負ったデカい女が
内股で泣きっ面に蜂みたい顔で立ちすくんでる図を想像してもらいたい。
まさにそれ。
ボートから投げたビーサンまで遠い、遠い(実質3m程だが)
「ぬおーーーっ!」「ひぃーーーっ!」と雄叫びを上げながら一歩一歩進む。
何とかビーサンに到着。
サンダルを履けば若干足ツボ刺激は緩和された。

もう少し、もう少し・・・と気合を入れて何とか浜まで到着。
って・・・
何となく事前に見てた雰囲気と違うっぽいけど。
私が泊まるホテルはイースト側にあるので内陸に入って反対側まで行かねばならん。
この辺りかしら??と思ったところで内陸に入ってみた。
確か「WALKING STREET」とかってなってて100mほど店があるとゆ~情報だったが・・・
そんな感じはあまりしない。
けど、適当に内陸に入って反対側に出れれば大丈夫なはずだ。
とモクモク歩いていると強面のローカルおにぃさんに出くわした。
怖いけど他に誰かに出会える気がしないので声を掛けてみた。
行先を指差して「ライレイイースト?」と・・・
すると「はぁ??」ってな反応。
「ここじゃないよ。ライレイイースト行きたいの?だったらついて来て」
そして今来た道を戻る事に。
「荷物いくつ持ってんの?3つ?歩いて行く気?遠いよ」とか言ってくる。
確かウェストからイーストは歩いて5分くらいとの情報だったはずだが。
そしてボートを降ろされたビーチに戻ってくる。
するとおにぃさんは左を指差してずっと向こうだから・・・みたい事を言ってる。
結構奥なんだな。
そんなんだっけな??
その内にビーチを離れて引き潮になった海に入りガタガタの岩場に入っていった。
・・・もしかして。。。
おにぃさんに聞いてみた。
「ここはトンサイビーチ?」と。
ビンゴだった(;_;)
私は間違ってライレイウェストの手前のトンサイビーチでボートを降りてしまったのだ!
アオナンから出発したボートはトンサイ→ライレイウェストと行く様だった(みたい)
岩場を少し抜けるとはるかかなたにビーチが見える。
あれがウェストか・・・
おにぃさんは私の歩調に合わせてくれて「そこ危ないからアッチから回って」とか
フォローしてくれて優しかった。
もう目指すべき場所は分かった。
これ以上おにぃさんに迷惑は掛けられない。
「もう大丈夫!ほんとありがとう!」と言っておにぃさんと別れた。
身軽なおにぃさんはサクサクと岩場を抜けていった。
私は一歩間違うと死ぬな・・・と思いつつ岩場を一歩一歩慎重に歩く、歩く、歩く・・・
荷物が全くなくても歩く気がしないレベルの岩場である。
こんな事になろうとは。
今となってはがっついて買ったとうもろこしやフルーツ、ビール12本が憎い。
それでも手放さないのが私の特徴である。

何とか鬼門の岩場を抜けて今度こそライレイウェストビーチ(の端っこ)に着いた。
あと20分くらい歩けば着くはずだ・・・
頑張って浜を歩く。
ヨレヨレなので遅いのなんのって。
そして写真で見た「WALKING STREET」の看板をやっと発見。
そこに入る。
ずんずん歩き進める。
そして・・・
行きどまる(ーー;)
雑草まぎれの私の目の前には塀がある。
その塀の向こうは間違いなく私が予約したホテルなのは分かった。
事前に何度もHPを見てたもん。
見渡しても塀の切れ目がない。
よじ登るのか?
んな訳ないか。
きっと正面玄関みたいのがあるはずである。
草むらから周りをキョロキョロ見渡すと細いあぜ道発見。
そこを歩いた。
暫くすると道っぽい所に出た。
きっとこれがウェストからイーストに続く道だ。
私はどこで間違ってあんな草むらの中に入っていってしまったのだろう?
少し歩くとイースト側に出た。
マングローブがあるから間違いない。
その辺に居た人にホテルはどっちか聞くと右をさされた。
そして、ついにホテルに着く事が出来たのだ。
ボートを降りてから1時間半くらい掛かっただろうか?
間違ってトンサイで降りなければ・・・


by panda_traveler | 2014-10-12 11:18 | 2014.9.24~クラビ


<< 「Railey Princes...      不幸の前触れ・・・土砂降りの雨... >>